穿 頭 洗浄 術

穿頭術は、頭蓋骨にドリルで穴を開け、ドレーンの挿入や血腫の洗浄などを行う手術です。術前・術中・術後の看護のポイントを解説します。 1 穿頭術とは 2 穿頭(せんとう、英:Trepanation)あるいは穿頭術は 、頭皮を切開して頭蓋骨に穴を開ける民間療法の一種とされる。 穿頭は古来から神秘主義に基いて行われ、その場合には、開けた穴をふさぐ処置を行わずに頭皮を縫合する。現代では、医療的に治療のため 3 穿頭血腫洗浄ドレナージ術 4 (2) 穿頭術における穿頭とは穿頭器を用いて穿孔することのみをいう。 (3) 穿頭による慢性硬膜下血腫洗浄・除去術は、区分番号「K-2」慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術により算定する。 5 頭の管を抜きます ・食事が摂れれば点滴は終了です 頭の創部の 消毒をします 医師にて頭の創部 の抜糸をします 薬剤 持参された薬があれば 看護師までお渡し下さい 食事再開と共に薬も内服します (医師の指示により 中止する薬もあります) 検査 6 穿頭洗浄術は、脳外科の手術の中では危険性が低い手術といわれています。 問題点としては、術後稀ながら血腫除去に伴う脳の構造変化や洗浄時の操作により脳内出血を起すことがあるということと、時に術後血腫が再貯留して再手術を要する場合があると 7 穿頭血腫洗浄術 看護 8 穿頭洗浄術は、脳外科の手術の中では危険性が低い手術といわれています。問題点としては、術後稀ながら血腫除去に伴う脳の構造変化や洗浄時の操作により脳内出血を起すこと 9 穿頭術は、頭蓋骨にドリルで穴を開け、ドレーンの挿入や血腫の洗浄などを行う治療です(図1)。 主に外傷後時間が経過した慢性硬膜下血腫の治療に用いられ 10