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目 上 の 人 に 了解 です
確かに「了解いたしました」は、 文法上の観点で言えば目上の人に使用しても問題ありません 。 「了解しました」「了解です」よりさらに丁寧さが感じられることでしょう。 ですが 現代においては、「了解いたしました」も失礼な敬語だと考える人もいる ので、使い方には注意しておく必要があります。 「了解いたしました」を使った例文 A:明日は13時に〇〇集合でお願いいたします。 お手数おかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 B:了解いたしました。 では、そのスケジュールで予定を組んでおきます。 A:すみませんが、今月中に資料作成をお願いしてもよろしいでしょうか。 お手数おかけします。 B:了解いたしました。 では完成次第、また報告しますね。 A:来週の会議は、金曜日の15時から〇〇で行われます。
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了解です わかりました
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「了解です」は、相手の立場やコミュニケーションの度合いによっては、使い方を考える必要のある言葉です。 敬語として間違っているわけではありませんが、 「目上の人に対して使うのは失礼」 と考える人も少なくないからです。 そもそも「了解」は、辞書によると「さとること。 会得すること。 理解して認めること。 」さらには「無線通信などで、通信内容を確かに受け取ったことを表す言葉。 」とあります。 つまり、「わかりました」という意味と「あなたが言った内容を聞き取りました」という二通りの意味があるわけです。 人によっては「上からモノを言われているようだ」とも感じてしまう言葉なので、言い換え表現を使った方がいいでしょう。 「了解です」のビジネスでの言い換え表現
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了解です 先輩
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目上の人に「了解しました」というのはNGです。 なぜなら、目上の人には謙譲語を使うのが基本で、「了解しました」のような丁寧語では敬意を示すには不十分だからです。 「わかりました」と言っているのとあまり変わりません。 「了解しました」を目上の人に使用する場合は、「しました」の部分を「謙譲語」に変換する必要があります。 「しました」の謙譲語は「いたしました」なので、「了解いたしました」となります。 「承知しました」では改まりすぎるものの、「了解しました」では軽すぎる、と感じるような相手に対して「了解いたしました」を使うことはできます。 ただ、判断が難しい場合が多いかと思いますので、「了解」という言葉は使わないほうが無難です。 「了解しました」の類義語と例文
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「了解」のニュアンスとして、目上の人が、下からの報告などを受けて「了解」と返すイメージも強くあります。 そこで、「了解」の語を使って返すのであれば、 「 了解いたしました 」 とするのがオススメです。 丁寧語に加えて、謙譲語の「いたす」も組み合わせることで、あらたまった印象が生まれます。 この「〜いたしました」という言い回しは万能で、 他にも、 「 確認いたしました 」 「 受領いたしました 」 のように、幅広く言い換えて使用することができます。 他には、謹んで相手の指示・命令を受けることをいう 「 かしこまりました 」 や、謙譲語の「承る」(お聞きする・お受けする)を用いた 「 承りました 」 というのも、了承したことを伝える際の適切な言い方です。
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また「了解」には承認の意味合いが含まれるため、上の立場の人が若手や後輩に対して使うことは失礼にあたりませんが、上司やお客さまに対しては「承知しました」が最も丁寧です。 ――上司やお客さまに対しては「承知しました」が適切なのですね 井手講師:
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承知しました 堅苦しい
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「了解」とは、本来「事情を理解し、認めること」という意味です。そこから、目上の人が目下の人に許可を与える時に使う言葉になりました。
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「承知しました」というフレーズは、上司や取引先など、目上の人に「了解しました」の意味合いで送るフレーズとして失礼がない表現です。 なお「承知しま
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「了解」とは、本来「事情を理解し、認めること」という意味です。 そこから、目上の人が目下の人に許可を与える時に使う言葉になりました。 したがって、目上の人や社外の人に使うのは失礼にあたります。 「了解いたしました」と語尾を丁寧にすればよいのでは、と思う人もいるかもしれませんが「了解」という言葉自体、目上の人に使うのに適切ではありません。 「了解」は、無線で内容を聞いた際に答える言葉です。 そのことから、人によってはぶっきらぼうで、事務的な印象を持つ場合があります。 本来の意味からも、「了解」という言葉の印象からも、目上の人に使わないのがマナーです。 知らずに使うと「非常識だな」と思われてしまうかもしれません。
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